意外な難関・山陰を初訪問

  • Mr.black
    2024年09月18日 16:40 visibility94

先日、シルバーウィークを利用して1泊2日で遠征してきました。初日の訪問先は鳥取県倉吉市。

地図で見れば関西から山陰はさほど遠くないのですが、諸事情で意外と手こずり、今回ようやくの初訪問となりました。

 

 

観戦したのは高校野球の秋季鳥取大会。試合会場は倉吉市営球場。高校野球の球場観戦は2年数か月ぶり。ちょっと遠ざかっていました。

この日は3試合日で、第一試合のカードは「米子工業ー米子西戦」。

 

 

ところで、鳥取県高野連が選手や応援団の写真をブログに上げることに厳しいので、今回はこのように引いた画像一枚だけにしておきました。(このくらい勘弁してくださいね。拝)

 

写真の攻撃側が米子工業(1塁側)

白ユニに濃紺(あるいは黒?)基調のシンプルデザイン

胸マークは濃紺で「YONAGO」

過去一度だけ甲子園出場歴があります→1972年(昭和47年)第54回選手権

 

守備側が米子西高(3塁側)

こちらは早稲田調ユニ。

胸マークはエンジで「YONAGO」

 

この両校にはちょっとした縁があります。元々別な学校だったのが一時期(1949~1953年春まで)統合されていたのです。

その後に再分離。西高の方は甲子園出場がまだありません。

 

戦前から戦後の学制改革の頃にはこのような歴史を辿った学校が全国にいくつもありました。

この米子工業と米子西高の場合は明白ですが、問題になるのは「統合時期の甲子園出場歴を分離後どう扱うか?」なのですよね。この線引きは学校によってケースバイケースのようで、多少曖昧になっていることもあります。ちょっとしたトリビアです。

 

さて本題に戻ると、私の球場到着時には既に試合が始まっており、3回裏の途中で3-1。西高がリードしていました。

その後、四死球やエラーにヒットが絡んでリードがどんどん広がってしまい、結局8-1で7回コールドゲーム。工業側にとっては自滅的な大量失点が響きました。

 

 

米子工業野球部OB会のHPを見ると、甲子園出場以降も強い時期が続いて「再度の甲子園まであと一歩」というケースが何度もあったそうです。しかし現在はなかなか勝てない状況に陥っているとのこと。

全国各地にこういう学校は多々あると思われます。厳しい現実ですね。

たまたまですが今回こういう学校の試合に当たり、個人的にはラッキーだと思っています。強豪校や甲子園常連校の試合よりも多種多様な学校の試合を観たいと常々思っているので。

 

 

こちらは勝って2回戦へ進出する米子西。はたしてどこまで行けるでしょうか?

 

第二試合は次回で。

なお、鳥取大会の入場料は800円。チケットの印刷では600円になっていますが、その上からハンコで800円に改定されていました。コロナの時期の無観客が響いてどこの高野連も資金不足になっているようですね。ほとんどの都道府県で値上げになっています。

まあ、やむを得ません。  

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