伝統校対決

  • Mr.black
    2024年09月19日 11:15 visibility46

前回の続きです。倉吉市営球場での秋季鳥取大会の第二試合は「倉吉東ー米子東戦」。

どちらも明治時代に開校した長い歴史を持つ県内屈指の伝統校ですね。

 

 

1塁側が倉吉東、3塁側が米子東。

どちらも白帽・白アンダーシャツなので遠目で小さい写真だと区別がつきにくいですね。今回のブログ写真は都合で全て引いた画像になります。やや消化不良。汗。

(余談ですが鳥取県の野球部は白帽が多いように思います。)

 

違いは倉吉東がエンジ基調、米子東が明るいグリーン基調という点。

そして写真ではわかりにくいのですが、倉吉はクリーム色に近い濃いめのアイボリーユニで、米子が純白ユニです。球場では違いがハッキリわかります。

胸マークはエンジで「KURAYOSHI」、グリーンで「YONAGO」。

 

 

選手の体格を比べて見ると、米子の方が背の高い選手やガッチリした体形の選手が多く、逆に倉吉の方は背が低めだったり細めだったりで「力の差がある?」と思いました。

 

しかし試合序盤は予想外の展開に。

倉吉の方がヒットをよく打ち、2-0とリードします。そして倉吉の先発投手がサイドやオーバーと投げる位置を変え、更に緩急をつけて巧みに米子の打者を打ち取っていきます。

 

「こういうタイプの投手は一度術中にはまるとなかなか攻略できないこともある。さて、どうする?」と思っていましたが、3回裏に下位打線から作ったチャンスを的確に掴んで米子が一気に逆転しました。

 

 

これで流れに乗った米子東は6回と7回にも得点し、完全に優位に立ちました。

この日は県内に宿泊するので最後まで観戦するつもりでした。しかし前夜から朝方まで降った雨の影響で第一試合の開始時間が遅れており、移動の特急の都合で7回で切り上げざるをえませんでした。

結果はこのスコアボードのまま変化なく、7-2で米子東の勝ち。

 

鳥取県の昨今は鳥取城北と米子松蔭(旧:米子商業)の私学勢が隆盛ですが、そんな中でも近年甲子園に復活出場している米子東。今大会では初戦で長年のライバル校・鳥取西を破り、更にこの倉吉東も倒してベスト8に勝ち上がっています。はたして来春のセンバツを掴めるでしょうか?

古豪・伝統校マニアとしては「また甲子園に戻って来て欲しい」と願っていますが・・・。

(なお、米子東以外の公立としては鳥取商業の健闘も光っています。)

 

次回は翌日の顛末を。

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