ならぬものはならぬ
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smiles
2014年05月03日 15:53 visibility66
4/29 ハマスタ vsD④ ○6-2 ○藤江
殊 荒波 敢 久保・筒香 技 梶谷
湿っぽい天候の中、久保はよく投げたわけです。
で、実質は梶谷と筒香がこの日も踏ん張ったわけで、
梶谷の昨季夏以降の覚醒は嘘ではなく、
筒香は敬遠までされて、確変に入ったなと言ってもいいのでしょう。
序盤の危機的状況をあっという間に脱して、驚いています。
荒波については、結果的に良かったということになりますが、
これでいいのかどうか、いまだにわかりません。
梶谷が刀を自分のものとして振り切れているのとは違い、
荒波は長く持って振り回している、ゴルフっぽい印象を拭い去らせてくれはしません。
この日の満塁弾に準じたあたりが継続するならいいんですが、
何しろ打率の低さはね、考えものです。
三上を最後に使いました。4点差の1イニングです。
これで成功しているから何も言われないんです。
読売戦の8回5点差の平田は、まだ何者でもないから投げさせて結果が出なかったから
あれこれ言われるということでしょうが、
三上は結果を残しているからこその暫定的な最終回登板を試行しただけでしょう。
抑え投手という感じはしないんだけれどもなあ。
ただ、結果を出せたということで言うならば、
このような投手陣における孝行息子の出現こそを、
監督もファンも、望んでいたということでしょうね。
藤江が同点弾を打たれたということより、藤江以上に、ここで高城に捕手を変えて、
途端に打たれたということを問題にしたくなる。高城しっかりせぇ、と。
5/1 vsD⑤ ハマスタ ○12-6 ○大原
殊 中村 敢 梶谷・林 技 梶谷
29日もそうでしたが、急に足を絡めるようになった。
作戦面で、進藤の策でもあろう。ずいぶん急に積極的になったものだ。
結果としてそれが得点に絡みがちではある。それはいいのではないか。
それより梶谷である。足の面もそうだが、なんだか止まらない。
でも、とどめのタイムリーを放ったノリさんを殊勲に選ぶのは、
その存在意義があまりにも深いと感じさせたからである。
Ⅴ打のバルディリスにせよ打点の多くなってきた筒香にせよ、
三賞に選ばずは申し訳ないが、その辺は格みたいなものもある。
トータルではむしろ、チームで得点したと言ってもいい12点とはいえる。
で、加賀については、本当に、もったいない。
先発の勝ち運をきちんと培わないと、ルーキー時の報われない先発と同じになってしまうぞ。
今日は彼に勝ち星をつけねばならなかった。
その点でリリーフした林はよく踏ん張ったのだろう。
で、すぐ変えちゃったのはもったいなくて、投手いないじゃんと嘆いていたのですが、
そういうことが7回に起こる。
初スタメンの西森は、変わった投手をもそれ相応にリードしたとは思うのだが、
さて、山口である。初球のストレートなどいい感じであったのだが、
その後もほとんどストレートで、しかもこの日は速さも伸びもそこそこあった方。
なのに、全くストライクが入らず、最後の2球など西森がよく抑えたなと思うほどで、
そりゃ変えられるわな。仕方がないだろう。
で、今度は山口論争があちこちで起こるわけですが、
年俸の対価として見ているわけではないのです。
あの速度をもっているなら、ストライクゾーンにきちんと投げる、
あるいは空振りを取れる、このいずれかがきちんとしていないと、
やはりどの場面であろうと、投げさせられないべ。山口君の場合。
プロの凄さを見たいわけよ。
特に、奪三振や空振りが減っている場合を見れば、悪いがクローザーとしては使えない。
暫定でも、奪三振も取れている三上を使うだろうなあ。
抑え捕手的にこの日も高城使ってきたが、
つけ込まれてしまう薄い捕手層を逆手にとって、
各メンツが少しずつでも経験を積んでいけばよい、という類の
ベイスターズファンの意見を某所で読むと、
なるほど、そういうもんかと思いました。
キヨシは勝てたことで内心喜んではいたでしょうが、
5点リードを追い付かれたことで、
いけないところはいけないと、
そういう厳しさがもう必要だよと、言ってくださっていると思いたい。
で、今季初のカード勝ち越しとはね。遅すぎる。
中日の方が谷繁さんはどっしり腰を据えて選手起用している感じはありましたので、
選手の伸び城を1年間考えて観ていくならば、中日ファンとしては面白いだろうなと
やはり思いましたわ。
- 事務局に通報しました。
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