対読売、免許皆伝

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    2014年05月11日 23:40 visibility70

今週は現地現地現地現地現地でした。本当に正念場でした。

まずは対読売を振り返ることにします。


5/6  東京ドーム vsG⑤ ○2-1 ○久保 S三上

 殊 石川  敢 三上  技 久保・梶谷

  両チーム移動日で、連休最後の日にナイター開催でしたが、

移動日ゆえ、この日は勝てるとは思ってもいませんでしたので、

しかし、ビジターレフトは早々に気合が入りました。

正直、もの凄いエネルギーを使いました。

主将が主将らしく、攻守にはつらつとしていました。継投策も驚きでした。

しかしまあ「一度やってみたかった」というコメントには、

ある種のずっこけ感があったのですが、

主将も、ブルペンも、方程式も、監督の采配も、

トータルで、勝ち方に初心者マークをはじめてペタッと「貼っていいですよ」と

許可を得たような・・・・・・う~ん、それでいいのか?

読売視点から、勝っても舐められたような記事が多かった気もするのですが、

まるでこれまでが「勝ち方知らず」だったような。

確かに、ソーサから山口という流れだった時から一歩進んだような、

岡田彰布以降の3人ブルペン方程式は、ベイには無かったから、

いいと言えばいいのでしょうがね。

一方で、実は防戦一方、9回も石川がライナー取らなかったらどうなったかわからないくらい、

やっぱ読売強いよな、とは思っていたのです。


でも、勝ちは勝ち。嬉しかったなー、

凄い勝ち方したな、一番ベイスターズらしくない勝ち方だよな、

それができたんだから驚きだよなと、

三上さまさまでもありました。初セーブ本当におめでとう!とな。


で、この時は、ノリの異変に気づきませんでした。

8回の併殺打はらしくないとも思いましたが、梶谷はよく走るなと。

それはそれでいいと、個人的には思っていました。

足使わなきゃ使わないであれこれ言われるんだからと。


5/7  東京ドーム vsG⑥ ●2-10 ●尚成 

殊 なし  敢 後藤  技 バルディリス・尚成


あれえ、ノリ下げたかってのは、打撃不調だからか、思い切ったなと、最初は思っていました。

で、代わりに上げた後藤が4番起用でいきなりホームランでしたので、

流石だと感動していた以上に、この日も昨日に続いて先制したことに喜んでいたのです。

その後ひっくり返されましたが、5回終えて1点差なのと、

杉内投手の球数が異常でしたので、投げさせた投げさせた、と、

危なっかしく見えた尚成の方がそこそこ球数から結果まで納めつつあったので、

ようし何とかする、と思っていた矢先、

エラーが絡んでの満塁弾で終わりました。

前日から嫌な感じがしていた、アンダーソン選手には困りました。

これは、抑え方がわからんと。手が付けられない感じがしました。

あとはもう、三嶋がどうにもならなかったり、守りが崩れたり、

堂林選手的育成の白崎も、人工芝でエラーでは、変えざるを得ないかと、

最後はもう、ぐっちゃぐちゃの負けっぷりでした。


三嶋はもうひどい炎上っぷりで、当分ダメだろうな、と、この時は思ったのですが、

帰宅して、ノリの炎上っぷりの方がひどかったので、

まいっちゃったなあと。


ご意見ー二軍降格の通達ーフェイスブック(試合前あたり)記載、という流れをも踏まえても、

フェイスブックにて全世界宛に「チームの作戦に触れそうな範囲でのご意見」を書いてしまうというのは、御法度でしょう。

その辺は掛布氏が書いた記事こそがベターな問題点の指摘でしょう。

基本はノリがダメだと思っています。作戦に触れてるわもはや。

気持ちはわかるが、ボスが黒と言ったら黒でしょう。それと、点を取る作戦の一つに、

足のある梶谷をうまく使いたいのはもっともで、使わないと「ただ打つだけ」になるだけで、

その方がもっと批判されるわさ。

5日に広島戦で石川と白崎で2回のけん制アウト、荒波のサイン無視での盗塁アウト、

などあったから、余計に意見したくなったのでしょうがね、

5日は5日、6日は6日。ここで消極的になる方が危険だし、やはり、得点圏で生きる打撃の可能なノリに期待したくなるんだけどな~、普通は。

そういう点でノリなりに危惧したんでしょうけど、二次的にフェイスブックに選手が作戦面の一環を記したこと自体が問題で、かつ「二軍はやる気が出てこない」的な書き方ではな。首脳陣は一軍でも使いづらくなるわ。普通は。気持ちはわかるがな、それだけだわ。

で、キヨシは広報として確かに言いすぎのきらいもあるのでよろしくありませんが、

今件をマスコミに隠さなかったのは、2年前の内村の時にマスコミ方面から変なもれ方をしたような気がするので、それよりストレートに言ったほうがいいという、球団的な判断もあったのでしょう。

戦力的には痛いが、致し方がない。

一昨年のDVDにおける中畑発言「監督批判OK」ではなく、盗塁はどう考えても進藤の意向も踏まえてのはずなので(盗塁死が大嫌いな中畑さん、という高木豊発言もあるので)「コーチ批判、絶対許さない」にも該当しているのよね。


5/8  東京ドーム vsG⑦ ○7-6 ○大原 S三上

  殊 多村・ソーサ  敢 筒香・山崎  技 大原・石川


 前日の終盤が大変お粗末でしたので心配しておりました。 

ですが、試合前、スタメンを知らずに現地に着くと、

三塁側ベンチ前で一人ルーティーンとしてダッシュを繰り返す山崎がいて、

程なく2番スタメンだと知ると、頼むぞ!という願いが生まれました。

で、その山崎の2ランも生まれるわけだから驚きなのですが、

何より筒香の2発は大きかったな~。

あとは、加賀がしっかり抑えてくれればいいのですが、

アンダーソン選手をどうにかこうにかしながら、阿部選手にドカンとやられるあたりが

あ~あ、でした。

ひっくり返されて、困ったもんだなあ、と思っていましたが、

ま、石川が調子いいということでしょうよ。

それと、目立ちませんが、下園とかね。あの選球眼や出塁率、欠かせん。


最後は多村が見事に打ってくださって、三上も締めて、

驚いた。すげえな。

どかどかと、久々にノーガードで打ち合ったのですが、

こちらは終盤にディフェンスが冴えました。6日の余韻が生きていました。


あの読売にこんな形で勝てるなんて思ってもみなかったのですが、

この日は三賞に入れていないけれど、長田も凄かったわ。

絶対的に大丈夫という感じでした。


もうみんなでつかんだ1勝で、トータルで対読売東京ドーム勝ち越しで、

嬉しかった。

ノリの一件で、外野のやかましい意見との闘いの日々でしたが、

勝つことは良薬となりました。


多村のガッツポーズは美しいわ本当に。声も相変わらず素敵でした。


何かこれまでにない勝ち方で、何が変わったんだかわかりませんが、

勝ちと負けの差が著しいなという印象はありました。

それがいいのかどうかはわかりませんが、

次の三連戦を前に、ひとつブルペンの形ができたことは大きかったように思います。



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