まだ、楽しめる
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smiles
2013年09月02日 10:48 visibility59
前回の日記から、反省と自粛の中、
8月後半の連戦は、12試合で4勝くらいと思っておりました。
そのこころは、3タテ喰らうことはないだろう、くらいのものでした。
ただ、じりじり落ちていきそう、とも思っておりました。
ところが、20日からの12試合、中止1試合を除けば、
なんと6勝5敗。
この間に、
梶谷が敬遠される打者になったり、
藤井が離脱したり、
達川光男のあまりに乱暴な解説に憤慨したり、
須田の命がけや加賀美の奮投やらがあったりしました。
打線が何やかや言いながらブランコとノリ頼みの要素も結局強いようで、
苦しんでいるのですが、
時折大爆発を起こし、
この半月で7点負けをひっくり返したのが2試合もあるという、
普通ではありえない状況ではあります。
こういう底力だけは兼ね備えているようです。
それでいて、
ホームゲーム2勝3敗、
ビジターゲーム4勝2敗。
相変わらずの外弁慶っぷりですが、
ここまでくればもう、一応地力がないわけではない、ということの証明でもありましょう。
5か月経過して、ビジターで5割。
あり得ないことです。なのに、ホームゲームを1勝2敗ペース。
逆です。
投手力は崩壊したままであるうえに、
藤井も、林も、須田もいなくなったのに、
今度は昨日先発の小林寛も離脱らしいので。
あーそうなのね、だから3回で交替したわけね、と思いつつ。
二軍成立のために上げる投手も制限されてくるであろう中、
どうするんだかねえ、と思ったのですが、
とりあえずソトが上がってきたので、
次はもう先発していただいてフル回転していただこうということで。
働いていないんだから。
国吉も暫定で上げるべ。
というより、もうほとんどが暫定で一軍帯同という水準ですからねえ。
「つぶれてでも投げさせていくしかない」と
足りない投手力を嘆きつつ、頼れる先発に賭ける言葉をつぶやいた
監督の言葉が、
皮肉にもその後から、離脱者続出になろうとはな。
ま~、みなさん、尻に火がつけば火事場のなんとやらで
凄みは出るようですから、
投手陣にはそれに期待して。あとはつぶれないように。
友利と川村については、終了後に考えようか。
野手陣はひたすら打って打ってしかなくて、
昨晩の江川の背水の陣みたいなことは、昨晩の試合くらいでいいのですが、
ひとついえることは、
西森以外ベンチ入りなし、みたいな昨夜のような仕掛けは、
かんべんしてよね、ハラハラするから、と。
考えてみたら9回、大原の場面で仮に西森使って、
死球や自打球など何らかのアクシデントで変わらざるを得なくなったら
ダメなわけだからねえ。
となると、昨日は、ソトへの代打がすべてだったわけですが。
難しい用兵でしたが、昨日については、野手を頼りにした結果かということにするか。
さあ、9月に入ったのに、まだ「楽しめる」。
例年、秋口は何か楽しむ要素を別に見出すしかなかったのに、
どうやって敵と戦うか、どうやって勝ちに結びつけるか、
ここを考えることができるなんて、それ自体が幸せであるのです。
とすれば、とりあえず苦手になっているハマスタ6つ。阪神と広島。
ここをせめて5割、3勝3敗で乗り越えたいものです。
4年ぶりに50勝に到達した、とか、
自力CS行きの可能性が復活した、とかもありますが、
このところ、そんなことを考えている余裕はありません。
必死。
ですので、残り27試合。
星勘定したがるところ、気がつけばその余裕もなく、
したところで、どうにもならん、と思ってしまった。
行けるところまで、行ってほしい。それだけ。
僕らでさえ、まだ楽しめる。
驚いた。
だからこそ、残酷ながら、声を送ろう。
「もう少しじゃないの清くん、頑張るのよ。
あなたが、あの世界一強い男とどこまで立派に戦い抜くか、
このスタンドからしっかりと見届けさせてもらうわ!
さあ、いいわね、力いっぱい打つのよ!
渾身の力をふりしぼって、悔いのないようにしっかり!
がんばるのよ、私見ている!」
- 事務局に通報しました。
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