☆選抜への道 ~東京都新人大会準決勝観戦記 早稲田実業VS國學院久我山~
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鶴丸 深志’
2024年01月28日 23:00 visibility343
球春の到来を告げる第96回選抜高校野球大会の出場校が1月26日に発表された。
残念ながら、米子東、高松商、静岡、広島商、北海、松商学園、長崎商、広陵、慶応に次ぐ4元号での甲子園出場校は出なかった。
個人的には、創部119年目にして悲願を達成した耐久に注目したい。和歌山県大会、近畿大会と、校名のようにピンチを耐え凌いだ右腕エース冷水投手に注目したい。それと、大洋の右腕エース遠藤一彦投手の母校である学石が33年ぶり4回目の出場を決めた。こちらも注目したい。
選抜といえば、高校ラグビーも春の選抜大会出場をかけ、各地で熱い戦いが始まっている。
高校ラグビーにおいて、4元号で全国大会に出場している高校といえば、早稲田実業である。
その早稲田実業の試合を観戦したくなり、東京都新人大会準決勝が行われる東京朝鮮高校グランドに向け、愛車のレクサスCT200hを走らせた。
早稲田実業の観戦は今回で3回目。ジャージーは早稲田大学と同じ「エンジと黒」のボーダー柄である。
早稲田実業は東京都国分寺市に所在し、1901年(明治34年)に早稲田実業中学として創立された。
ラグビー部は、1923年(大正12年)11月に創部された歴史を有する。
全国大会に初めて出場したのは、1926年(大正15年)の第9回全国大会で、結果は満州代表の南満工に 0 - 20 で敗退となった。
全国大会初勝利は、1929年(昭和4年)の第11回大会で、修猷館中に 16 - 3 で勝利した。続く準決勝も、神戸一中に 10 - 3 で勝利し、初の決勝に進出した。しかし、決勝では同志社中に 0 - 41 で敗退となった。
平成最後の大会となった第98回大会には、大会史上最長ブランクとなる82年ぶりに出場、1回戦で名護に 55 - 3 と完勝し、こちらも大会史上最長ブランク勝利となる90年ぶりの白星を挙げた。
そして、元号が令和に変わり、記念の第100回大会(令和2年度)において、4元号での全国大会出場を達成した。
試合の方は、花園での優勝5回、通算勝利数全国5位の93勝を誇る強豪・國學院久我山を相手に 14 - 26 で敗退となった。
花園に向けての早稲田実業に期待したい。
以上です。
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