☆第104回全国高校ラグビーフットボール大会
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鶴丸 深志’
2025年01月03日 19:00 visibility135
正月三が日の楽しみといえば、箱根駅伝、そして、高校ラグビーである。
箱根駅伝は、青山学院大学が10時間41分19秒の大会新記録で2年連続8度目の総合優勝を飾りました。これは、「逃げ足」の速さには定評のあるアタシが、昨年12月に臨時特別コーチとして選手達の底上げをした結果といえるでしょう。(やや嘘)
さて、本題の高校ラグビーです。
全国高校ラグビーフットボール大会の始まりは、1918年(大正7年)に豊中運動場で行われた日本フットボール大会で、サッカーとともに開催された。第3回大会から旧制中学のみの大会となり、第28回大会から高校の大会となった。
会場も豊中運動場、宝塚運動場、甲子園球場、甲子園南運動場、西宮球技場などで行われていたが、第42回から現在の花園ラグビー場で実施されるようになった。
大会当初は同志社中が大会を席巻したが、その後は外地の学校が優勝を重ねた。戦後は第28回から第48回大会までの21回で、秋田工業が10度も優勝するなど黄金期を迎えた。また、1950年代後半から60年代前半は保善、その後は天理や目黒(現・目黒学院)が複数回優勝し、覇権を競った。
スクールウォーズのモデルとなった伏見工業(現・京都工学院)が初優勝したのは、1980年度の第60回大会。この時、決勝で戦った大阪工大高(現・常翔学園)は第57回大会で初優勝している。
2000年代に入り、啓光学園(現・常翔啓光学園)が4連覇を達成。近年は東海大大阪仰星などの大阪勢と、東福岡が優勝を分けあっていたが、2019年度は桐蔭学園が22大会ぶりに関東勢での単独優勝を果たすと、翌年度は連覇を達成。2023年度も優勝するなど、近年の高校ラグビー界を引っ張る存在となっている。
前大会までの優勝回数(2回以上)は以下の通りである。
15回:秋田工業
9回:同志社(全同志社含む)
7回:常翔啓光学園(旧・啓光学園)、東福岡
6回:東海大大阪仰星、天理
5回:目黒学院(旧・目黒)、國學院久我山、常翔学園(旧・大阪工大高)
4回:保善、桐蔭学園、京都工学院(旧・伏見工業)
3回:福岡、京城師範
2回:盛岡工業、慶應義塾、神奈川総合産業(旧・相模台工業)、天王寺、台北一中、撫順中
1月3日、第104回全国高校ラグビーフットボール大会の準々決勝が行われた。
個人的に注目していた試合は、大阪桐蔭(Aシード)VS 桐蔭学園(Aシード)と石見智翠館(Aシード)VS 國學院栃木(Bシード)の二試合である。というのも、昨年3月の選抜大会準決勝と同じ対戦だからである。選抜大会では、大阪桐蔭と石見智翠館が勝利し決勝に進出した。
試合の方は、桐蔭学園が試合巧者ぶりを発揮し 26 - 14 で、國學院栃木が規律よく鉄壁の守りをみせ 12 - 0 で勝利し、両校ともに選抜大会の借りを返した。
準決勝の組み合わせは抽選の結果、國學院栃木(Bシード)VS 桐蔭学園(Aシード)の関東勢対決、東海大大阪仰星(Bシード)VS 常翔学園(Bシード)の大阪勢対決となった。
個人的には、國學院栃木と桐蔭学園の試合に注目している。というのも、昨年2月の関東新人大会の決勝で、最後の最後まで手に汗にぎる我慢比べの好ゲームを観戦したからである。
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https://labola.jp/blog/user/AY0KuSVoeG6jdEV1DR2b/9000000000042130
果たして、全国の頂点に立つのはどの高校になるのだろうか?
以上です。
- 事務局に通報しました。
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