確保しやすさと利便性の悪さ (藤岡市民球場)
-
Mr.black
2012年09月22日 10:03 visibility1383
群馬県藤岡市にある「藤岡市民球場」。今回BCリーグ「群馬ー信濃戦」を観戦した球場です。
(正式名は藤岡総合運動公園市民球場。)
両翼95m、センター120m、内野クレー、外野天然芝の野球場。
ところでバックスクリーン後方に見えている白い建物はゴミ焼却場のようです。
スコアボードは右中間寄り。パネルはめ込みの手動式。
欠点はメンバー部分にポジションが表示出来ないこと、DHに対応していないこと(投手名が出せない)、カウントがSBOと旧式であること、照明が暗くて表示が見づらいこと、など多数あります。
今後もBCリーグで多用するのであれば早急に改善されるべきでしょう。
照明は若干弱かったです。
座席はバックネット裏~ベンチ上くらいまでが長イス。
それ以外の内野と外野は芝生席です。収容は3,000人。
バックネット裏の防球ネットがやや低め。この場外には駐車場があり、度々ファールボールが飛び出していましたが大丈夫だったのでしょうか?実は一度ファールボールの直後、場外で「ボコン!」と音が聞こえました。あれは直撃だったと思われます。(汗)
内野スタンドの視界は良くありませんでした。フェンスが高めで尚且つご覧のようにワイヤーが斜めに横切っており気になります。
どちらかと言うと芝生席の方が観やすかったです。フェンスが低かったですから。
特に外野のフェンスは非常に低く、試合が遠目になるもののスッキリ見えました。
一度HRボールを外野手が捕ろうと懸命にフェンスによじ登って腕を差し出す光景がありました。結果はHRでしたが、そういうスリリングなプレーはフェンスが低いからこそ観られるシーンで、野球の醍醐味のひとつでもありますね。
外が暗いので幻想的なナイター外観。かつての佐世保球場を思い出しました。
この球場の最大のネックは交通アクセス。
最寄はJR八高線「群馬藤岡駅」ですが、駅からはおよそ6kmも離れており、徒歩では到底無理です。バスもちゃんとした便は少なく、タクシー利用になりました。
20分程度で料金は2,000円くらいかかりました。(痛い。)
おまけに八高線そのものが1時間に1本程度しか電車が無いのでこれも不便でした。
(↑ JR八高線。これが高崎行きの最終電車でした。もしこれを逃すと・・・・・大汗)
ペガサスがここをよく利用しているのはおそらく使用料の安さと球場の確保のしやすさだと思います。(球場の空きが多いのであろうと思われます。)
しかしチームが強い時はともかく低迷すると交通アクセスの悪さは観客動員にも影響が出てくるでしょう。
マイカーで来る人が多いとしても城南球場などと比べるとやはり辺鄙で不便な場所でした。
球場確保のしやすさ(球団側の都合)と利便性の悪さ(観客側の都合)、このバランスをどう取るかが課題でしょうか?
- favorite26 chat2 visibility1383
-
navigate_before 前の記事
定時制高校軟式野球発祥の地 (高崎城南球場)
2012年9月20日 -
次の記事 navigate_next
タイブレークの熱闘(近畿リーグ1部の続き)
2012年9月27日
- 事務局に通報しました。
chat コメント 件