国立VS国立(近畿リーグ1部の続き)

  • Mr.black
    2014年09月03日 12:52 visibility408

大学野球「近畿リーグ1部」の第二試合は「大阪教育大ー神戸大戦」でした。

この日は朝から雨で午後からひどくなるという予報でしたが、予想外に雨が少なく、雨合羽着用でまあ何とか観戦出来るレベルでした。

 

 

1塁側: 大阪教育大。国立大です。

前回観戦した時は予想外の低迷で最下位に落ち込んでいました。

しかし短期間で復活。文武両道の名門大です。

 

 

白ユニにエンジ基調。

非常に特徴的なのは胸マーク。英語表記で「Education」です。(「教育」、特に「学校教育」の意。)

 

 

こちらは3塁側: 神戸大。こちらも国立大。

関西では「京大」、「阪大(はんだい)」、「神戸大」への進学はステータスであり、その内の2校がこのリーグに加盟しているわけです。

ちなみに地元では「神大(しんだい)」とも呼ばれています。

 

 

神戸大のユニも阪大と同じく非常にシンプル。

アイボリーの無地ユニに濃紺基調。胸には「KOBE」。

 

 

初回、神戸大は教育大先発投手を攻めて1死2・3塁のチャンスを掴みます。

しかし後続が凡退して0点。結果的にこれが痛かったと思います。その後もスコアリングポジションに再三ランナーを出すものの、あと1本が出ず。

 

 

ちょっと話はそれますが、今回は珍プレーを見ました。

神戸大の1塁ランナーが盗塁を敢行し、キャッチャーが2塁へ送球。この送球が低く、しゃがんでいた投手の腰を直撃。昔プロ野球でもこんな珍プレーありましたね。(苦笑)

幸い軽い打撲で済んだようです。その直後、神戸大の1塁コーチャーが教育大の投手にスプレーしてあげてプレー再開。写真はその1シーン。投手がちょっと苦笑いしていますね。

 

 

神戸大の投手も好投しましたが、中盤捕まります。

 

 

結果的にここ一番の好機でヒットが出るか出ないかが明暗を分けました。

得点は3-0で教育大の勝ちでしたが、ヒット数でみるとほぼ互角だったのが分かりますね。

実際現地で見ていても両校にそれほど差があるようには思えませんでした。

 

1強である奈良学園大を除けば各校のレベルはタッチの差だと思います。なのでちょっとしたことで最下位に転落することがあるのでしょう。

 

前回述べたようにこのリーグには国公立大が多いです。

だからと言って決して弱いということはありません。各校とも攻守によく鍛えられていると思います。

また、各選手の出身校がコールされると圧倒されます。出身校を聞くのもこのリーグの楽しみでもあります。

 

 

神戸大に連勝して勝ち点を上げた教育大。(写真後方)

手前の市大とともに好発進です。

はたしてこれからの進展は?

 

 

一方、連敗した神戸大。

しかしまだリーグ戦は始まったばかり。建て直す余地は十分あります。

投手力・守備力はあると見ました。課題は打撃力でしょうか?

 

 

この日の第三試合は「和歌山大ー奈良学園大戦」。

写真は出番待ちの和歌山大。こちらも国立大。

白ユニに濃紺基調。胸には筆記体風で「Wakayama」。右側の選手着用の青ユニはおそらく練習試合用なのでしょう。

 

この試合も見たかったのですが、夕方から用事があったので残念ながらここで球場を後にしました。

 

 

これは舞洲(まいしま)スタジアムの模型。球場1階正面を入ったホールにありました。

何度もこのスタジアムに来ましたが、今回初めて見ました。

バックネット裏のスタンド上空にアーチのような物がかかっているのが分かりますでしょうか?これがこのスタジアムの特徴です。

写真では白っぽいのですが、実物は黄色いアーチです。何の為の物かと言うとバックネットをつり下げる支柱の役目を負っているのです。

 

 

これは以前の写真。こんな巨大なアーチです。アーチの下にワイヤーがうっすら見えていますね。これがバックネットを支えています。

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