個人的「観戦最長」の延長戦(愛知リーグ1部の続き)

  • Mr.black
    2014年09月25日 09:52 visibility1024

愛知大学野球1部リーグの第二試合は「名城大ー愛知学院大戦」でした。(@:豊田球場)

 

 

 

1塁側:名城大。

エンジユニが印象的。胸には「Meijo」。ただ、エンジユニにエンジ文字(黄色縁取り)なので遠目では判読しづらいです。

 

 

 

3塁側:愛知学院大。(以下、愛院大)

リーグ優勝回数46回を誇るNo.1の強豪です。(前回日記で中京大がリーグ最多優勝回数と書きましたが、愛院大が最多です。お詫びして訂正いたします。)

 

この春も優勝。春秋連覇を狙います。

 

ユニは青みがかったグレー。いわゆる「ブルーグレー」でしょうか?

光の当たる角度により水色に見えたりグレーに見えたりします。

 

胸マークは以前は「A GAKUIN」だったのが「A」が無くなり「GAKUIN」になりました。

帽子は「AG」組み合わせマーク。

 

 

前日の1回戦は1-0で名城大の勝ち。連覇を狙う愛院大としては負けられない一戦です。

 

 

↑ 名城大先発:東投手

 

 

↑ 愛院大先発:大藏投手

 

お互い期するものがあったのでしょう。この日も接戦。

9回終了時点で1-1。延長になりました。

 

9回裏終了後、場内放送で延長についての説明アナウンスが。

その内容は驚くべきものでした。「延長は最大18回まで行います」、と。

 

 

入場時に買ったリーグ名鑑を見ると更に詳しく運営の説明書きがありました。それによると。

 

1.一日2試合日の第一試合、一日3試合日の第一・第二試合は時間制限あり(3時間を超えて新しいイニングに入らない)。

2.一日2試合日の第二試合、一日3試合日の第三試合(つまりその日の最終試合)は時間制限なし。延長は最大18回。可能な限り続行する。

3.ただし球場明け渡し時間の30分前、または日没時間の30分前になったら新しいイニングに入らない。決着がつかなければ引き分け。

4.「2部」と「3部」は延長11回からタイブレーク。(上の1~3は1部のみの運用)

 

というものでした。

余談ですが、名鑑は1,000円。1部リーグだけでなく、2部3部全て掲載されています。

 

 

 

延長になってからはやや名城大優勢。

しかし愛院大がピンチをしのいで守り抜きます。写真はホームでのタッチアウトシーン。サヨナラを防いだ場面です。

 

 

やがて日没が近づいてきました。

「この球場には照明があるが、どうするのだろう?名鑑には『日没30分前・・・・』という記述があるが?」と成り行きを見守っていました。

 

 

間もなく疑問は解消しました。照明が点灯されたのを見て「とことんまでやるんだな」とわかりました。

 

 

私が大学野球で延長ナイターを観たのはこれが二度目。(最初からナイターの試合は除外)

一回目は大昔(笑)の日生球場での関西六大学。多少記憶が曖昧ですが、たしか延長14回でした。

ところがこの試合はそれを上回り、14回を越えました。個人的観戦最長試合です。

 

 

「どこまで行くのか?」と思われた熱戦でしたが、ついに終止符が打たれます。延長15回裏、レフト前にポトリと落ちるヒットで2塁ランナーが生還。名城大のサヨナラ勝ちでした。

写真はピンボケですがサヨナラ勝ちに湧く名城大選手歓喜の様子。

 

 

2連勝した名城大は勝ち点をゲット。

春の王者相手にナイスゲームでした。これで勢いがつけば優勝が狙えるかもしれません。

 

一方、不覚を取った愛院大。これからどう立て直すかが見どころでしょう。

 

 

 

試合開始は午後1時半。終了はおおよそ5時45分頃。

約4時間15分の熱戦でした。

個人的に「タイブレーク容認派(100%賛成ではないが、容認はする)」であることには変わりはありません。

ただ、投手の人数が少なくなおかつ選手の身体が成長過程の高校野球と、投手が多数おり選手の身体もほぼ出来上がっている大学野球とでは条件は異なります。

「その日の最終試合だけは可能な限り決着をつけさせる」この愛知1部リーグの方式は「あり」なのだと思います。

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