横浜DB 第33話 「超・リーゼントブルース、ビギニング」

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    2012年05月12日 21:20 visibility64

ひと月ぶりにハマスタに参戦しました。

 

9回表は、しびれました。

 

阪神ファンの方には申し訳なく思いましたが、

正直なところ、やってしまっていただきたかったのです。

 

8回表終わって、隣席の方と話したら、

その方も「どきどきしてきた」というくらいで、

ああ、俺9回表前にトイレ行って、桧山選手への初球までに間に合ったけれど、

「行かなきゃ空気替わったかな」とか、願をかけてしまう状態。

タイガース、打ったら承知しないぞ、の空気が流れていました。

 

ヒット打たれてしまった後、

それでも、交替もせず、完投で、勝利までたどり着いたのは驚きでした。

鬼の友利さんのおかげでもあるな。あの存在は大きい。

そもそも三浦さん、

初回から、四球、3ボールの連続で、

あまりにものコントロールの悪さに、

こりゃいつまで持つかわからんぞ、という感じでしたので、

4回あたりだったか、スコアボード見て、あれ、ヒット打たれていなかったっけ、

と気づくありさまでした。

 

そりゃまあ、「すみません」には

そういう、試合中にはバックに助けていただいて、の意味も

含まれているのでありましょう。

 

そして吉村くん、よくぞ復調の打撃でした。

よくぞ打ってくれたよ~~。うんうん;;

見事でありました。

こういう試合展開だと、この6回に、筒香にまで送りバントさせて得たチャンス、

外していたら、流れがどうなっていたかわからないわけで、

ましてやこれまでずっと、そういう悪いスパイラルの中にいたので、

ことごとくひっくり返される展開を、数えきれないくらい見てきましたので。

ですがどうも、読売戦あたりから、本当に少しですが、様子が変わってきているみたいです。

 

負けていた展開を追いついた。それが2回あった。

その流れが続いている。

 

とはいえ、白星は5試合ぶりで、

というあたりは、相変わらずなのだが、

しぶとくしぶとく、食らいつき始めた。

 

その上で、荒波確定。これは本物だよ。

 

これで筒香がもう少し馴染んで来れば、ノリやラミレスの負荷を減らせるのだが、

これはもう少し先の話でしょう。

 

その分を、いかにも横浜的外国人選手のサラサーが、

ワイルドなプレーを魅せて下さります。

 

そんなサラサーの主張の強さ、

または荒波の粗っぽい打球判断も含めて(荒波君、外野で激突とかしないでくれよ、おっかないのが今日も一つ二つありました)、

そこを「しっかり!」と、7回表の2つのアウト、他の野手がさばいたプレーの中で、

一歩引いたところから仕草でも言えるようになってきた(言うのはあたりまえなんでしょうが)、

吉村の人間的成長と、打棒復調の気配に、

 

FAだかなんだかで、いなくなったあれやこれやの大先生方より、

 

たとえ少し打てなくても、精進の姿勢がしっかりしている吉村の方が、

私的に今は好きだなと、思ってしまったのでありました。

 

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