大宮vs名古屋@NACK5<勝手なみどころ>



明日現地で観戦予定のカード。

完全な主観ですので、間違いなどありましたら申し訳ありません。

名古屋は今年初観戦です。



 



<大宮>



 残留を争うライバルの浦和とのダービー直接対決を制し、残留力の強さを見せつけた。これで16位の浦和との勝ち点差を6に広げ、残留争いから一歩抜け出した。正直、福岡に敗れても大学生に敗れても浦和に勝ってしまうのだから不思議だ。今節ホームに迎えるのは強豪名古屋だが、勝利を収めれば残留はほぼ確実と言っていいだろう。



 前回の対戦では試合終了間際に青木のゴールでドローに持ち込んだ。最後まで試合を諦めない大宮らしさが出た試合といっていいだろう。この試合もそんな気持ちが見られるだろうか。カウンターベースの速攻、これが端的にいうアウェイで勝ち点が取れている大宮。この試合も似た展開になれば、勝負の行方は分からないのだが・・・。



 J1に戦いの舞台を移して7年目。毎年繰り広げている残留争いとは決別し、上位争いに顔を出せるようにならなければいけないのではないだろうか。「アルディージャの誓い」の最初にも「2011年までにJ1優勝」とある。運営予算もJ1では上から数えた方が早いぐらい資金力の豊富なクラブである(NTTがバックにいる)のに、未だに状況は変わらない。残留争いから脱出でOKではない。そこから先を見据えなければ成長はないし、それを誰もが望んでいる。J1に残留できてはいるものの、毎年残留争いを演じていることに満足しているようならば問題だ。ひとまず今季は早い段階で残留争いから脱出し、残りのリーグ戦を来季を見据えた戦いをしてほしい。今季は天皇杯もナビスコカップも残されていないのだから。



 



<名古屋>



 前節山場の1つと考えられたG大阪との上位争いに勝利し、勝ち点差を1に縮め王者たる姿を見せた。首位を走る柏との勝ち点差もわずかに3で優勝争いは混沌としている。上位2クラブより得失点差でリードしていることは、2連覇へ向け大きなアドバンテージになりそうだ。



 名古屋の武器、それはどこからでも得点が取れる攻撃。得点王を狙うケネディと玉田で総得点55点のおよそ半分である27点を稼いでいる。個の強さは当然だが、藤本の蹴るセットプレーは重要な得点源であるだけに大宮は最後まで気が抜けないだろう。



また選手層の厚さも強さの所以。今節はダニルソンが出場停止となるが、大きな戦力ダウンとは考えにくく、勝敗を左右するとまでは言い難い。戦い方にも影響はなく、十分カバーできるだろう。



 名古屋がポゼッションし、攻め込む時間が長くなることが予想される。そこでスキが生まれないように早い時間帯に得点を奪い、主導権を握りたい。お互い無得点の時間が長くなればなるほど大宮のペースになってしまうためにも、失点を0に抑える必要がある。確実に勝ち点3を奪うことが優勝への近道だ。



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